金投資の円安時に受けられるメリットとは?
日本国内で金(ゴールド)を売買する場合には、1g当たりの国内金価格を基準に算出されます。
一方、国際金価格は、1トロイオンス(およそ31.1035g)当たりのドル建ての価格となっています。
つまり、国内金価格というのは、次のように、国際金価格を31.1035で割ってから1g当たりに計算しなおし、為替レートをかけたものとなります。
⇒ 国内金価格=国際金価格÷31.1035×為替レート×消費税
例えば、為替が1円円安に動いた場合を考えてみます。
@ 1000ドル÷31.1035×100円×1.05=3,375円
A 1000ドル÷31.1035×101円×1.05=3,409円
B @−A=34円
このケースでは、為替が1円円安に動くとその差はなんと34円にもなります。
よって、為替が1円円安に動くと、国内金価格も上昇しますから、円高時に金投資を開始し、円安局面で売却すれば、効率よく資産を増やすことができることになります。
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