金(ゴールド)は流動性が高く、安心感がある
金は、金融不安が高まる中でますます注目を集めています。ではなぜ、金には利息がつくわけではないのに世界の投資家が注目するのでしょうか?これは次のような理由があるからです。
■金そのものが持つ価値
■換金性の高さ
株や債券でしたら、それを発行する企業や国(発行体)に対しての信用リスクが常に伴いますので、最悪の場合、株券や債券が紙くずになってしまう恐れがあります。
しかしながら、金の場合は、金そのものに世界共通の価値があり、また換金性にも優れていることから、安心して投資できるのです。
金(ゴールド)は希少性が高い?
金というのは、非常に希少性の高い貴金属といえます。およそ6000年前に金が発見されて以来、世界中でこれまで採掘された量(地上在庫)はおよそ15万tですが、これはオリンピックプールの約3杯分ほどにしかなりません。
その一方で、地球上に埋まっている地下在庫はおよそ68,000tとも言われています。ここ10年は、毎年およそ2500tが採掘されているペースを考えますと、28年後には金は枯渇してしまうことになります。
現在のところは、金に代わるような金属はありませんので、今後、ますます希少性が高まっていくと考えられています。
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