分散投資における金の位置づけ
資産運用においては、様々な商品に分散投資することが、効率よく資産を増やし、ときにはリスクヘッジの役割を果たすと言われています。
基本的に、金(ゴールド)というのは、株や債券などとは異なる動きをしますが、これは、最近の世界的金融不安のさなか、国際金価格が1000ドル超の高値をつけたこともその証しとなっています。
資産運用における金の保有割合は?
総資産の中に占める金(ゴールド)の割合をどうするのかについては、追求するリターンによっても異なりますが、一般的には、10〜15%を提唱する専門化が多いようです。
消費税アップで金投資がトクをする?
現在の日本の国家財政を見ますと、将来的に消費税がアップすることは避けられそうにないように思われます。
そのような消費税アップでトクをすることができるというのも金投資の魅力のひとつにあります。というのは、金地金の購入と売却には消費税が上乗せされるからです。
つまり、現在5%の消費税を支払って金を購入し、もし将来、消費税が10%になったときに売却すれば、アップした5%分の税金を含めた金額が自分の手元に戻ってくることになるということです。
もちろん売買にかかる諸経費はありますが、300万円以上する1キロバーであれば、5%は大きな魅力となるなのではないでしょうか。
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