金投資にはどのようなリスクがありますか?
当然のことながら、金(ゴールド)投資にもリスクが存在するわけで、ここ数年間は力強い上昇トレンドを描いているものの、過去には20年間も下落し続けた局面がありました。
なので、高い時期に買って安い時期に売れば、値下がり損を被ってしまうことはあります。つまり、株式やFXなどと同様に、価格変動リスクがあるということです。
もう少しわかりやすく言うと、確定利回りで元本保証の預貯金とは異なりますので、元本割れの恐れがあるということです。
とはいえ、そうしたリスクがあるからこそ、預貯金では得られないようなリターン(値上がり益)を期待できるということでもあるわけす。
金投資の金利変動リスクと為替変動リスク
また、長引く超低金利のせいで預貯金の魅力はすっかり失せてしまっていますが、もともと金(ゴールド)には利息がつきませんので、このような金利変動リスクは変動しません。
ただし、巷の金利が上昇すれば、利息が得られない金から高利回りの金融商品へのシフト(資金流出)が起こる可能性はあります。
そして、日本で金に投資する場合に最も注意が必要なのは、為替変動リスクになります。 |