インフレというのは、好景気などにより物価が持続的に上昇する経済現象のことをいいますが、このインフレ時には、預貯金などの現金資産の価値は目減りしてしまいます。

金は、そのようなインフレに強いと言われています。一般的に金価格というのは、インフレ懸念が台頭すると上昇していきます。

なので、資産の一部を金に投資することは、インフレ時のヘッジとして機能することになります。

ちなみに、資産の守りを固めることは非常に重要なことです。

金というと、金の延べ棒である金地金（きんじがね）を思い浮かべる人も多いかと思いますが、金投資というのは、特にお金持ちのみに与えられた特権ではありませんので心配要りません。

例えば、5ｇの小さな金地金や、10分の1オンスといった金貨もありますし、純金積立といって毎月3000円以上を定期的に積み立てていくものもあります。

また、最近ですと、金価格に連動する投資信託も登場していて、1万円程度で気軽に売買できるようになっています。

このようにコツコツと地道に投資していくことができるのも金投資の魅力のひとつです。

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