どのように判断するのですか?
先行スパン上限線と先行スパン下限線で囲まれた部分のことを「雲(先行スパン帯)」と呼び、ローソク足が雲の上で推移している局面は「大勢買い基調」であり、買い局面であることを示唆しています。
そして、このとき雲は相場の支持帯となります。
反対に、ローソク足が雲の下で推移している局面は「大勢売り基調」であり、売り局面であることを示唆しています。
そして、このとき雲は相場の抵抗帯になります。
雲によるトレンド転換
それまで雲の上方で推移していた相場が、雲の中に入り始めると、買い方よりも売り方の力が増し始めます。
そのような状況では、買い方は非常に危険な状況に入っています。言い換えれば、新規売りのチャンスがきたということです。
また、それまで雲の下方で推移していた相場が、雲の中に入り始めると、売り方よりも買い方の力が増し始めます。
そのような状況では、売り方は非常に危険な状況に入っています。言い換えれば、新規買いのチャンスがきたということです。
ちなみに、相場の雲が上方にあるときには「天気が良い」、雲の下にあるときには「天気が悪い」と言います。
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