危険の回避とはどのような意味ですか?
一目均衡表を利用する際に重要なことは、相場を取りに行くことよりも、危険の回避にあります。
つまり、自分が危険な空間に入っていないということは、少なくともいま自分が保有しているポジションと相場のトレンドが合っているといえますから、あとは、そのトレンドが小さく終わるのか大きくなるかの違いで、これは一目均衡表を見ながら確認していけばよいのです。
ですから、もし自分のポジションが危険な空間に入ったのであれば、そのあとの動きがどうなったとしても、いったん逃げておくのがよいと思われます。
一目均衡表の売買サイン
ローソク足と移動平均線だけですと、どこで相場に入って、どこで出たらよいのかが、いまひとつわかりにくかったりしますが、一目均衡表の各指標に従うと、躊躇することなくそこで売買することができます。
つまり、トレードにおいては、大きなケガがなければよいのですから、いったん買いサインが出た後で売りサインになり再び買いサインになったのであれば、そこで黙って買えばよいのです。
また、いったん売りサインから買いサインになった後で再び売りサインが出たのであれば、黙って売ればよいのです。
このような危険回避ができた後で、一目均衡表本来の使い方をして相場を取りに行くことを考えるようにします。
|