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ボリンジャーバンドは順張りで使用する

ボリンジャーバンド

なぜ逆張りで用いないのですか?

ボリンジャーバンドを逆張りで使用する場合、例えば、上記のチャートで−2σに張付いたところを買いサインで買っていた場合には大変なことになっています。

そもそも標準偏差というのは、過去の一定期間をとり、その期間内はこの間に入っていたという意味であり、今後もそうなるという保証はまったくないのです。

ボリンジャーバンドは、過去25日のデータによって、この範囲に入るのが正規分布と考えているものであり、あくまでも短い期間をもとに未来を予測するものなので、必ずしも信頼性の高いものではないのです。

また、為替相場というのは、一方向へ動くとその方向へ継続して動く性質がありますから、ボリンジャーバンドは逆張りよりも、むしろ順張りで用いる方が精度が上がるといえます。

よって、ボリンジャーバンドの外側の線に張付きだしたら、トレンドが発生したのではないかと疑うようにするとよいと思われます。

標準偏差とは?

標準偏差というのは、データが平均値を中心にどのくらい散らばっているかを示すものです。

具体的には、過去数日間の値の変化を利用して、将来の変動範囲を予測するために使用される統計学のグラフです。

なお、通常は、中心地から±2σの標準偏差内に収まると考えられています。


テクニカル分析とテクニカル指標
順張り型・逆張り型のテクニカル指標の特徴
ボリンジャーバンドは順張りで使用する
MACDでトレンドの転換を捉える
RSIを順張りで活用するとは?

順張り・逆張りのテクニカル指標
ボリンジャーバンドは本来は逆張り指標
ボリンジャーバンド、MACD、指数平滑移動平均
RSIは逆張り系オシレーター
オシレーター系とダイバージェンス


一目均衡表
相場観、ディレイ表示、転換点

移動平均線の順張り
チャートと節目


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