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産銀量の決定方法は?

産銀量はどのようにして決まるの?

産銀量の増減は、産出コストとの兼ね合いで決まるというのは、他の貴金属と同様です。あまりにもコストが高くなり利益が得られなくなるほどになると、当然ですが、生産はストップします。

もしストライキでもあれば、それは給与を含む待遇改善が目的ですから、産出コストは間違いなくアップするはずです。

ただし、銀価格の上昇により、コスト増が吸収できるということはあり得ます。

銀は銀山から産出されるだけではない?

銀については、純粋な銀山からの産出というのは全体の30%ほどにすぎません。残りは、鉛・亜 鉛、銅、金(ゴールド)などを掘り出した際に、付随的に生産されたものです。

具体的には、鉱石を精錬したときに、分離生成されます。

銀は何に使われているの?

銀の需要については、2007年の全需要量の合計も2万7821トンとなっており、供給量と需要量はほぼ等しくなっています。

このうち、最も割合が大きいのは工業用1万4162トンですが、感光剤として利用される写真用フィルム用も3991トンと、デジタルカメラへの切り替えが進んでいるにもかかわらず健闘しています。

また、工業用としては高い反射率を利用して鏡や反射フィルムなどに、銀イオンの抗菌性を活用して浄水器や浴槽などの殺菌装置にも使用されています。

銀器・宝飾用や銀貨用は景気の動向に左右されることから、近年は金融・経済危機の影響で需要はしぼんでいましたが、この先景気回復の兆しが見えれば、宝飾品需要の強い中国やインドなどを皮切りに、加工需要が伸びていくことと思われます。


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