有事の金とは?
昔から、戦争など有事の際には金(ゴールド)が買われると言われています。2001年9月11日の米国同時多発テロのときには、まさにこの“有事の金”が証明されました。というのは、株や債券、ドルなどが暴落する中で、金価格だけが急騰したからです。
その後も北朝鮮によるミサイル発射などをはじめとして、地政学的リスクが台頭するたびに金価格は急騰しています。
最近ですと、サブプライムローン問題に続いて、リーマンショックなど、世界的な金融不安も“有事”として金価格を押し上げる要因となっています。
今後も金価格は上昇していく?
国際金価格は今後5〜10年以内に2000ドルをつけるのではないかという専門家もいるようです。金価格の上昇要因は数多くあるのですが、その代表的なものとして次のようなことがあげられます。
■金の生産量
■各国の金保有量の拡大
■新興国の経済発展
■地政学的リスクの台頭
■政治的要因...など
よって、今後金投資は、為替などの大きな変動がなければ資産を増やすことができるとともに、さらに円安が進めばそれ以上のリターンが狙えるといえます。
|