金貨はローコスト?
金貨はなんといってもそのコンパクトさが魅力です。サイズはもちろんですが、地金と比較すると販売単価も手頃です。ちなみに、ここでいう金貨とは、各国の造幣局が発行する地金型金貨のことです。
これは、記念金貨とは異なり、価格は金相場と密接にリンクしていますので、この点においては、金地金と同じです。大きく違うのは、金貨には鋳造コストなどのプレミアムが金価格に上乗せされているということです。
とはいえ、プレミアムというのは、買い取り価格にも上乗せされていますので、売却時には相殺されることになります。また、金貨の場合は、金地金のバーチャージに当たる手数料はありません。
よって、金貨は少量の金を売買する場合には、金地金よりもローコストに投資できる場合が多いということがいえます。
なお、目安としては、100g以上なら金地金を、それ以上であれば金貨のほうが投資コストを下げることができる計算になります。
金貨の魅力は?
金貨の魅力は、金の輝きとともにデザインの美しさも味わうことができるだけでなく、収集の喜びがあることがあげられます。
また、就職や結婚のお祝いなど、大切な人へのギフトとしても喜ばれます。 |