金地金は500g未満だと別途手数料がかかる?
金地金を売買するにはどのような手数料が必要になるのか、また小売価格と買い取り価格に違いはあるのかなど投資コストについては気になるところです。
まず、金地金を買う際には、投資コストを大きく左右することになる「サイズの選択」を重視したいです。
ここで頭に入れておきたいのは、金地金の売買は500g以上を目安にするということです。これは、500g未満の金地金には、バーチャージと呼ばれる手数料が別途かかってくるからです。
ちなみに、このバーチャージというものは、購入時だけでなく売却時にもかかり、投資コストを増やす要因となってきますので注意が必要です。
ということで、金地金の売買には手数料がかかりますが、500g以上であれば免除されるという点がポイントになります。
具体的には?
例えば、三菱マテリアルで100gの金地金を購入した場合には、当日の金小売価格(税込)が1g=3,000円であれば、販売価格は30万円+バーチャージ4,200円となります。
また、バーチャージは本数ごとに請求されますので、100gを5本購入する(バーチャージ=21,000円)よりも、500gを1本購入する(バーチャージ=0円)のほうがお得ということになります。
なお、売却時のバーチャージは購入時とは違い、総重量に対してかかる仕組みになっていますので、例えば100gを5本持ち込んだとしても、手数料は0円ということになります。
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