保管料がかからないだけでなく、金を預けると利息がもらえるというサービスがあります。

このサービスの代表的なものとして、住友金属鉱山の「純金プラス」がありますが、これは「消費寄託」という方法で、預かった金地金をリース運用し、その運用益の一部を配当してくれるというものです。

そして、1年後の満期時に預けた金地金とともに、寄託料をキャッシュで受け取る仕組みになっています。

ちなみに、募集は年6回、預け入れは1ｋｇ以上（住友ブランド限定）で、年率は現在0.5％（募集時に都度決定）となっています。

なお、寄託料は運用開始日の金買い取り価格をもとに算出されますので、金価格の高いときに預けたほうが有利です。

現受けというのは、金先物取引で価格変動による差額だけのやりとりで取引を終了させる差金決済ではなく、総取引代金を支払い金地金を受け取って決済することをいいます。

ちなみに、一般的には地金商より安価に入手できますが、先物取引を行うことから、価格変動によって追証拠金が発生する場合もあります。

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