ボリンジャーバンドというのは、統計学を応用したテクニカルチャートで、移動平均線の上下にバンド（標準偏差の線）を引き、それぞれの線にかかる価格の分布状況から為替相場の反転を測るというものです。

ボリンジャーバンドのポイントとしては、次のようなものがあります。

■価格はボリンジャーバンドの中で推移すると仮定し、バンドから逸脱する価格は「売られすぎ」「買われすぎ」の傾向にあります。
■上下のバンドに価格（ローソク足）が接近した地点を見ます。
■バンドの収縮状態の後、価格がバンドを突き抜けるとトレンド転換の可能性が高いです。

上昇トレンドとは、上昇する力が強い相場のことをいい、下降トレンドとは、下降する力が強い相場のことをいいます。

押し目（おしめ）というのは、上昇トレンドにある相場が、一時的に下落することをいい、その押し目を狙って買うのが「押し目買い」です。

□移動平均線はトレンド判断に有効
□一目均衡表と5本の補助線
□ボリンジャーバンド（移動平均線・標準偏差）
□ボリンジャーバンドは相場の反転を測る
□ストキャスティクスの分析方法

□一目均衡表は雲でトレンド判断
□一目均衡表と雲
□ボリンジャーバンドの基本的見方
□ストキャスティクスのポイント
□ストキャスティクス（売買サイン）

□テクニカル分析の欠点
□ロールオーバーの仕組み

□半値戻しでトレード
□エマージング通貨と通貨危機