FXでリスクヘッジを行うとは?
リスクヘッジで重要なことは、自分が持っているポジションと反対の動きをする傾向を持つ通貨ペアを見つけ出すことになります。
具体的には、例えば、米ドル/円で考えますと、色々な通貨ペアを見て、米ドル/円が上昇したときに同様に上昇していく通貨ペアと、逆に下げる通貨ペアがあるのがわかると思います。
リスクヘッジでは、これをうまく利用していきます。
具体的にはどのように行うのですか?
例えば、豪ドル/円とNZドル/円は、相互に影響力が強いので、ほぼ同様の動きをします。一方、例えば米ドル/円とユーロ/ドルは、時期にもよりますが、反対の動きをすることが多いです。
こうしたことを利用して、例えば、NZドル/円を買ったら豪ドル/円を売っておく、あるいは、米ドル/円を買ったらユーロ/米ドルも買っておくという方法があります。
こうしておくと、NZドル/円が下がっても、豪ドル/円で利益が出ますし、米ドル/円が下がっても、ユーロ/米ドルで取り戻すことができます。
ただし、売買の際には、手数料や証拠金が必要になりますので、その点も考慮しながら取引を行うようにします。
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