ネットで純金積立ができるのですか?
ネット経由で人件費や通信費を削減し、その分手数料を安く設定している会社もあります。例えば、田中貴金属では2002年に、日本で初めて純金積立のオンライン取引をスタートしました。
その際、コスト削減の還元策として、従来型の積立ですと年会費が1,050円かかっていたものを一気に無料化し、それに加えて、通常は別立てとなる純金積立とプラチナ積立を、1つの口座で行えるようにしています。
ちなみに、インターネットの普及や純金積立の認知度のアップとともに、これまで金投資になじみの薄かった若い層を取り込むことができ、口座数を伸ばしているようです。
オンライン取引ではどのようなことができるのですか?
インターネットを利用した「オンライン取引」では、次のようなことができます。
■残高・取引履歴照会
⇒ ネットバンクやオンライン証券と同じように、自分の口座にログインすることにより、画面上で購入した金の残高や預かり金の状況、取引履歴などを照会することができます。
■最新のレート確認
⇒ 刻々と変化する金価格の最新レートをほぼリアルタイムで確認できます。
⇒ 最新価格だけでなく、過去のチャートや売買高などの投資情報なども提供されているケースもあります。
■スポット取引
⇒ 値動きを見ながらリアルタイムの取引ができます。
⇒ 安いタイミングを見て即時購入する「スポット購入」も手軽にできます。
⇒ 値段を指定して注文する「指値注文」ができる場合もあります。
■現金化などの申し込み
⇒ 購入した金を現金化、等価交換したい場合にも、ネット経由なので、店頭や電話での面倒な手続きなしに、空いた時間に画面で申し込むことが可能です。
⇒ 指値注文が可能なケースもあります。
■積立額の変更などの申し込み
⇒ 通常、純金積立の運用報告は、年数回しか送られてこないのですが、オンライン取引でしたら画面上でいつでも確認することができ、積立額の変更や減額の申し込みもそこから行うことができます。 |