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テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析をミックスさせる

ファンダメンタルズ分析のデメリット

ファンダメンタルズ分析の結果、米ドルが上昇するという結果が出たとしても、それがすでに為替レートに織り込まれている場合には、そこからさらに上昇する余地は小さいといえます。

また、ファンダメンタルズ分析のもとになる様々な経済データ自体、発表されるまでにはタイムラグがあり、必ずしも最新の状況を伝えているとは限らないということも考慮する必要があります。

それ以外にも、市場には様々なかく乱要因がありますので、経済分析だけで相場が予測できるとはいえないのではないでしょうか。

テクニカル分析のデメリット

一方、テクニカル分析こそが万能であるという考え方も、少し行き過ぎていると思われます。

というのは、チャートのみを見ているだけでは、今の流れがどのようにしてできているのかということが理解できないからです。

つまり、「金利が上昇しそうだ」とか「景気が拡大している」などといった状況がわからなければ、チャートが示している相場転換のシグナルを見逃してしまうことにもなりかねないからです。

特に、GDPやFOMC政策金利などの重要経済指標の発表というのは、市場にとって大きなイベントですから、それをめぐり価格は乱高下しやすくなります。しかしながら、テクニカル分析だけで、このような市場のムードを感じることは難しいといえるでしょう。

2つの手法をミックスして役立つツールに

ファンダメンタルズ分析かテクニカル分析かという問題は対立するものではなく、2つの手法を上手く使い合わせることによって、現実の投資に役立つツールにすることができると考えるべきです。

つまり、ファンダメンタルズ分析であれテクニカル分析であれ、どちらかに軸足を置いたとしても、もう一方の手法にも目配りを忘れないことが大切だということです。


移動平均線は基本
サイコロジカルラインの計算は簡単
MACD(移動平均収束拡散)は指数平滑移動平均
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析をミックスさせる
「足」とチャートの期間選択

移動平均線の効果と利用方法
RSI(相対力指数)の計算方法
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析の対立
チャートはテクニカル分析に必要不可欠
ローソク足の形状と構成


FXの注文が執行
金利変更のリスク

移動平均線の周期
スリッページは顧客の損失


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