IB系の海外業者の代理店
FX取引業者というのは、その形態によって、IB(イントロデューシング・ブローカー)系とPRC(プリンシパル)系に分類されます。
わかりやすくいうと、IB系の取引業者の契約は、海外の取引業者の代理店に近い形です。
日本でのFXは、1998年に解禁されたばかりと歴史が浅いので、FXは海外のほうが主流との意見も多く、海外の取引業者に対する信頼も高い傾向があります。
実際に、海外の取引業者は手数料無料が主流ですし、毎週1回CFTC(米国商品先物取引委員会)への報告が義務づけられているなど、安全面でも整備されています。
海外業者を日本で利用するには?
海外の有名な取引業者には、GFT、FXCM、CMSなどがあります。
日本に住んでいる個人投資家が、この海外の取引業者のシステムを利用してFXを行うための窓口がIB系の取引業者です。
取引の仕様や資金管理も海外の取引業者が行いますので、契約書類が英語の場合もありますが、IB系の取引業者のほうでフォローしてもらえます。
ちなみに、IB系の取引業者はコストが安くて、手数料無料や格安なところが多くなっています。
2004年までは手数料無料を求めて、海外の取引業者と直接契約する人もいたようですが、2005年に入ってからは、IB系の取引業者も手数料を無料にするなど、IB系の利便性は高まっています。
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