OCO注文とは?
相場に対応して、たとえ1銭でも利益を上乗せしたいとういのが投資家の本音ですか、これを実現する注文方法としてOCO注文と呼ばれる自動注文があります。
一般的には、保有しているポジションに対して、指値の利食い注文と逆指値の損切り注文を同時に入れる注文です。
例えば、ドル円相場で、現在100円で1万通貨の買いポジションを保有しているとします。
その後、OCO注文で、「ドルが上昇して105円になったら利食いして、反対に相場が99円に下落したら損切りをする。」という決済を自動で行うことができます。
保有する場合は成行注文で、相場に対応して少しでも有利なレートで注文を行い、決済は自動にすることができるのです。
また、OCO注文は、2つの注文を同時に入れて、1つが成立した場合、他方をキャンセルする注文なので、決済時だけでなく、保有時にも利用できます。
例えば、「ドル円相場が現在1ドル=100円で、レートが105円まで上昇したらドルを1万通貨売る、反対に99円まで下落したら1万通貨買う」といった指値注文を組み合わせることもできます。
ただし、FX会社によっても注文の種類はさまざまで、複雑な注文ができるところとそうでないところがありますので、事前に確認するようにしてください。 |