なぜ記録が必要なのですか?
トレードノートを地道につけていくことは、トレードの技術を見に付けたり、ノウハウを高めるのに有効です。
なので、自分がトレードをした内容、例えば、どの通貨を買ったのか、あるいは売ったのか、その際のレートはいくらで、どのくらいの金額を取引したのかなど、日記のような感覚でよいので、取引が成功しても失敗しても、その要因をしっかり検証し、ノートに書いていくことが大切です。
経験値を高めるトレードノート
相場における第六感のようなものを身に付けるためには、ある程度の失敗を繰り返す必要があります。
その際、経験値を高めるためには、どのような原因でトレードに失敗したのかということを記憶に残しておくことが大切です。
人間というのは放っておくと物事を忘れるようにできていますから、忘れないようにしたいことについては、何らかの意図的なアクションを加えなければダメなのです。
そのためのツールがトレードノートなのです。
トレードを実践するとともに、その結果を文字で残しておくという習慣をつけていけば、まず記憶からなくなることはありません。
華やかに見えるスーパーとレーダーほど、実は地道な努力を欠かさずに行っているといわれています。皆、地道な努力の積み重ねによって一流トレーダーに育っていくということなのでしょう。
FXは、個人がいきなり取引を始めて大儲けができるほど甘くありませんから、常に謙虚さを忘れずに、焦らず、一歩、一歩、基礎を積み重ねていくことが重要です。
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