成り行き注文とは?
FXでポジションを保有する際には、手動で行うのか、自動で行うのかを選択することができます。
このとき、手動でポジションを保有することを「成り行き注文」と言います。
例えば、ドル円相場をパソコンの画面でチャートを見ながら、100.00円だったものが、100.10→100.20→100.30と上昇していて、今後もドルが上昇しそうだと思ったときに、100.30円でドル買いのボタンを押します。
その後、パソコンの画面に注文成立の表示が出たら注文が通り、ポジションを保有できたことになります。
この注文が成立したことを「約定(やくじょう)」といいます。
成り行き注文は、自分の現在の判断が最も忠実に反映できる注文方法なのですが、相場が大きく変動しているときには、注文したレートで必ず約定できるとは限らないというデメリットもあります。
つまり、注文と異なったレートで約定されたり、約定拒否が行われたりするのです。
約定を拒否された場合は?
約定を拒否された場合は、再度注文をしなければなりません。
しかしながら、相場が大きく動きそうなときは、成り行き注文は控えたほうが無難といえます。 |