政策金利の決定とは?
各国の政策金利というのは、基本的に各国の政府機関や中央銀行が決定します。
特にFXで注目されているのが、米国の政策金利の発表になります。
これは、FRB(米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会)が年8回、およそ6週間ごとに開催し、金融政策に基づく公開市場操作※の方針を決定するものです。
また、そのなかで、短期金利の指標であるFF金利の誘導目標が決定されますが、これがFXでは最も注目される指標の1つになります。
※マネーサプライ、金利、為替水準などです。
政策金利とは?
政策金利というのは、各国政府が政策的に決定する短期金利のことをいい、FXでは特に重視されています。
わかりやすく言うと、ある国の政府が「今の経済情勢を考えれば、わが国は○%の金利が妥当だ」と決める金利のことです。
また、金利が現在何%なのかということも大切なのですが、それ以後の金利が上がるのか下がるのかといったことも、為替レートに影響を及ぼします。
ちなみに、2005年には、「米金利の利上げ継続」観測を材料にドル高が進みました。 |